全身に使えて肌にも優しいホホバオイルがすごい
肌の皮脂にはワックスエステルという成分が含まれていますが、この成分を多量に持つオイルはホホバオイルだけなのです。
人の皮脂に非常に近く、更に水分を保持する力にも優れているホホバオイルは、万能オイルとも呼ぶことが出来るようです。
肌が弱くて植物オイルが良いけど、どのオイルを選んだら良いか分からないという方は、ホホバオイルを選んでみると良いと思います。
ホホバはアメリカやメキシコなどが原産の植物です。
樹形は2mほどですが、成長がとても遅く数年たたないと雄雌の区別がつきません。
更に身を付けて収穫するまでは10年もかかると言われています。
種子からとられたオイルは様々な用途で使用ができます。
マッサージオイルやアロマオイルと混ぜて使われるキャリアオイルとして、またシャンプーや石鹸などにも配合されています。
水分を逃がさないオイルで、保湿力が高いため肌が乾燥しやすい方や、アトピーの方が使用するケースも見られています。
ワックスエステルとは、人の皮脂にも含まれている皮脂の一種です。
肌を保湿させたり、刺激から守る性質を持っています。
この成分が少なくなると、肌が乾燥したり、アトピー皮膚炎など皮膚に炎症を起こしてしまう事もあります。
この成分は人の皮膚には30%も含まれていて、皮膚を保護したり、肌の弾力を守るために働いています。
ホホバオイルはこのワックスエステルが多いため、皮膚への浸透も高いといわれています。
ホホバオイルは保湿性が高いだけでなく、殺菌性にも優れていてにきび肌にも使用できます。
ニキビ肌の方は皮脂コントロールが上手く行っておらず、肌が乾燥しているのに皮脂が多く分泌している状態です。
ホホバオイルで殺菌しながら、肌にうるおいを与えると、ニキビが少しずつ改善してきます。
クレンジングオイルと使うととても効果的です。
メイク汚れを優しく浮き上がらせ、肌の水分は逃がさない効果が期待できます。
殺菌作用が強い事から、アトピー性皮膚炎の皮膚の保護オイルとしてもおススメです。
アトピーの肌は雑菌が用意に入り込み、更に痒みが増して掻き壊してしまうことがあります。
ホホバオイルの殺菌作用を利用すると、細菌の進入を防いでくれます。
同時に保水力を高め、皮膚も保護する働きがあります。
ホホバオイルは医療機関でもその安全性の高さから使用していることがあります。
人工心臓の潤滑油、アトピー性皮膚炎の治療として、火傷治療などの分野でも使用されている実績を持っています。
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