厚着をしても寒いのはもしかしたらストレス性の冷え性かも?

 

冬になると人一倍衣類を重ね着しているのに、なかなか温かいと感じられない方はいませんか?
もしかしたらそれは冷え性なのではなく、ストレスが原因なのかもしれません。
ストレスが原因の場合では、いくら機能性肌着を重ね着しても、温かいとは感じられないのです。
私も冷え性の一人ですが、どちらかと言うとこのストレスによる冷えが強いように思いますね。
どのように解消したら良いのか紹介しますので、参考にしてみて下さい。


ストレスによる冷えとは?

最近は男女に関わらず冷え性で悩んでいる方も多いようですね。
運動習慣が少なくなっている事により、男女でも筋肉が減ってきている事も原因の一つだと思います。
筋肉は熱を生み出す良いもので、女性が冷え性になりやすいのは筋肉量の少なさからです。

 

しかし、近年では男女に関係なく冷え性が起こっていますし、ほかにも原因はあるのかもしれません。
その一つがストレスというわけです。

 

ストレスがかかると、自律神経の交感神経が常に働きやすくなります。
自律神経は体温を調節していたり、血流を調整するなど様々なものを調節するものでもあるわけですね。
リラックスすると副交感神経、緊張すると交感神経が働くように出来ています。

 

また、1日でも朝は活動的にするために自然と交感神経が働いて、夜に近づけばだんだんと副交感神経が働くのが普通なのです。
でも、毎日緊張やストレスが続けば、この調節が働きにくくなってしまいます。

 

ストレスが起こり安い人はこんなタイプ

・ 几帳面で真面目、全てを完璧にこなさないとダメだと思っている
・ 潔癖症やキレイ好きなタイプ
・ 自分の思い通りにならないと疲れてしまう
・ 人に迷惑をかけるくらいなら自分が我慢したほうがマシ
・ 頭痛や肩こり持ち
・ 多汗症ではないのに最近急に脇汗が増えたように感じる
・ 他人にどう見られているのかが気になる
・ 末端が冷えていて手足が冷たいねと他人に言われる

 

このような症状がある方は、毎日過度のストレスを感じている可能性があります。
自分が持つ考え方によっても、ストレスを感じやすい人もいれば、楽観的に捉える事ができる人もいます。

 

ストレス性の冷え性の対策方法

では、ストレスを感じやすい方の冷え性解消方法を紹介しますね。
私もすぐにストレスを感じやすいタイプなので、楽観的には感じられない事が多いのです。
そのため、自律神経を崩しやすいみたいで、喘息やアトピーなどアレルギー症状も持っていたりします。

 

私が最近実践しているのが、瞑想や深呼吸です。
どちらも一緒の方法ですが、入浴中に息をたっぷりと吐くことを意識して、深呼吸を行っています。

 

自律神経は自分でも調節する事ができるのをご存知でしょうか。
息を吐くときには副交感神経が働きやすくなり、息を吸うときには交感神経が働きます。
これは意識して私たちが交感神経のスイッチを切り替えることができる方法なのです。

 

また、私は出産の時に陣痛の痛みが深呼吸でかなり楽になるのを経験しました。
こんなに呼吸一つでリラックスできるんだと、ビックリした事を覚えています。
いきんだ後にすごい痛みが襲ってきた時、助産婦さんが「はい深呼吸して」と声をかけてくれて、かなり救われました。

 

つまりコレを日常的に行えば、自分でもストレスを取り除いて、リラックス状態は作る事ができるわけです。

 

また、普段からカイロを背中に張って内臓から温めるようにしたり、下半身を集中的に温める方法もおススメです。
寒いと人は上半身を温めがちですが、これは実は間違いです。
下半身のほうが体温が低くなっている事が多く、下を温めないといつまでも寒いと感じてしまいます。

 

自律神経を整えるコツ

ほかにも自律神経を整えるコツはあるようです。
私は実践していませんが、試してみるのも良いと思います。

 

その方法は、お風呂に入ったときに冷水と温水を交互に体に当てる事。
なれないうちは足先だけに、交互に冷水と温水のシャワーをかけてみてください。
1日1食健康法で有名な南雲先生も、この方法を行っていれば絶対に冷えないと言っていました。

 

冷えているのは交感神経が働いているからで、副交感神経へのスイッチを切り換えやすくするのが良いみたいです。
そのためには、常に交感神経が働いているのも良くないですし、逆に副交感神経だけというのもダメなわけです。

 

現代人はどちらかと言うと、常にストレスによって交感神経が働いている事が多いそうです。

 

冷水を浴びる方法は私は、数回で挫折してしまいました。
でも、子供の頃には薄着にさせたほうがよいと言われるのも一緒のことで、寒さにあえて慣らす事で自律神経のスイッチの切り替えを行いやすくする目的があるようです。

 

また、現代人はスマホ、パソコンなどを長時間使っている事も、交感神経を刺激してしまう原因となっています。

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