薄毛を改善できる栄養素は、美容で有名なあの成分

 

 

抜け毛の原因にはさまざまなものがありますが、頭皮のコンディションを良くする事を考えている方は少ないようです。
頭皮は髪を生やす土壌のようなもの。
この部分が健康でなければ、健康な頭髪は育てることが出来ません。
まずは、頭皮の状態を良くし、できるだけ柔軟性を高める方法を実践してみましょう。


頭皮の柔軟性に関係するコラーゲン

頭皮の健康に関係する美容成分は、コラーゲンです。
アンチエイジング成分として良く知られており、シワやたるみ改善には欠かせませんね。
このコラーゲンは頭皮の柔軟性にも大きく関わっており、薄毛を予防したいならコラーゲンの摂取も考えて見ましょう。

 

コラーゲンは年齢と共に減少してしまう成分です。
コラーゲンはアミノ酸で構成されており、たんぱく質の一種です。
人の体はたんぱく質が多く占めており、髪の健康にもたんぱく質が重要となります。

 

頭皮に含まれるコラーゲンとは

毛髪は主に2つに分けることができます。
頭皮から上の部分を毛幹部。
頭皮から下の部分を毛根部と呼びます。

 

毛根がつまり頭皮にあたる部分です。
毛根は毛包を呼ばれる筒に包まれており、毛穴の中に入っています。
毛根の根となる膨らんだ部分が毛球と呼び、その先端は毛乳頭と呼ばれています。
毛根には毛母細胞と呼ばれる髪を育てる部分、そのほかメラニン色素が集まり髪を黒くしたりしています。

 

毛髪は皮膚の表面にある真皮と呼ばれる部分に生えています。
この真皮は70%がコラーゲンを含んでおり、頭髪を育てるためにはコラーゲンが必要だと言う事が分かるでしょう。

 

この部分のコラーゲンが不足すると、髪に十分な栄養が行き届かなくなり、髪が薄くなります。
髪を成長させるための栄養素は、コラーゲン層を通って毛乳頭に吸収されており、コラーゲンが不足すると髪が成長しにくくなるのです。

 

コラーゲンの摂取で髪が太くなる

アメリカの研究では、毎日14gのコラーゲンを2ヶ月間摂取したところ、髪が太くなったという研究データが出ています。
10%ほどの太さが出たといいますから、コラーゲンの補給は髪を育てたり、薄毛対策に有効だといえるでしょう。

 

コラーゲンが薄毛に良いと言うのはあまり知られていませんが、髪にもたんぱく質が多く含まれていることから分かると思います。
髪を育てるための栄養素として、頭皮を強く育てるための栄養素としておススメです。
頭皮が硬くなるのもコラーゲンが不足したためで、紫外線の影響・年齢による影響などが起きている可能性があります。

 

コラーゲンサプリを摂取したり、コラーゲン入りのオイルはちょっと贅沢ですが、頭皮のマッサージオイルとして利用してみるのも良いでしょう。

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