プラセンタの効果と副作用について

 

プラセンタの効果は色々とあると期待されていますが、それでも胎盤から抽出したものと聞いてしまうと、副作用が気になってしまいますね。
プラセンタにはどのような効果が期待でき、さらにどのような副作用が存在しているのか調べてみました。


医薬品に使われているのはヒト由来

医薬品に使われているプラセンタはヒト由来で、厚生労働省の認可を経てちゃんとした経緯で使われているものです。
ヒト由来ですから、人間に直接注射しても副作用がおきにくいと考えられています。
牛や豚など他の動物の胎盤を使用して、注射する事はありません。

 

動物は赤ちゃんを産むと、産んだ母親が胎盤を食べますね。
胎盤には豊富な栄養素が含まれていることを本能的にしっており、出産後の体力回復の為に食べているのです。
人は自分の胎盤を食べる事は無いのですが、豊富な栄養素を含んでいる事から、利用しない手は無いのでしょう。

 

胎盤は製薬会社にて安全な形で抽出され、熱処理を行なってウイルスや殺菌などを完全に無くしています。
病気を持った人の胎盤なども利用されていることがあるのでしょうが、感染する可能性がある病気を持った患者の胎盤は利用されていないと言われています。

 

 

プラセンタの効果

プラセンタを注射することで様々な効果が期待できるとされています。
プラセンタを注射として利用する場合では、更年期障害や肝障害の治療薬として利用されています。
他の病気については臨床結果が得られていないのか、治療薬としては活用されていません。

 

肝障害については動物実験より、経口投与でも効果がある事がわかり、抗酸化作用によって肝障害を予防することが分かっています。
肝臓はとても再生能力が高い臓器でもあり、病気がかなり進行しなければ症状として現れないと言われています。
プラセンタに含まれる成長因子が細胞の修復を助け、再生させると考えられています。

 

その他の病気では、腎臓病、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、自律神経失調症、うつ病、肺疾患、アトピー性皮膚炎などにも期待されている成分です。
肝臓の機能を高めるため、二日酔いにも良いとされています。
代謝アップによって冷え性改善、頭痛や肩こりの改善、胃腸の改善などが期待できます。

 

プラセンタの副作用について

ヒト由来のプラセンタを使用し、医薬品として利用した際では特に副作用は報告されていません。
プラセンタ自体の拒絶反応などは特にないとされており、注射によって起こる皮膚の炎症程度だと考えられています。
しかし、他人の胎盤から抽出したものには変わりが無いため、心配な方は様子を見ながら治療に利用してみて下さい。

 

では、サプリやドリンクとして飲んでいる方の副作用は?
プラセンタは豚や馬、魚などから抽出したもので、食品を食べるのとなんら変わりがありません。
しかし、牛由来はBSE問題によって副作用が考えられるため、今では殆ど使われていません。

 

馬は特に元々生でも食べられるほどクリーンな肉を持っていて、細菌感染が少なくそれに伴う薬の使用も少ないため、副作用が少ないと考えられています。
豚は食品と同じで、絶対に生では食べられませんし、細菌感染予防に薬剤が利用されています。
副作用の問題を少しでも軽くするなら馬由来を、更に副作用が少ないと言われているのが植物や魚由来のプラセンタです。
(植物や魚は本来のプラセンタと言えるかは疑問ですが・・・)

 

ただし、豚由来のプラセンタを使っていても、クリーンな飼育方法にこだわった豚を原料としたものもあるため、豚由来だからと言って必ずしも副作用が強いとは言えないかもしれません。

 

美白化粧品に入っているプラセンタの副作用ですが、私はアトピーでもあり肌がかなり敏感にも関わらず、プラセンタ入りの化粧品でかぶれた事はありません。
プラセンタが問題と言うより、防腐剤など他の石油系の合成物質が肌に影響を与えたと考えると良いと思います。

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