国民年金を安くする方法、夫婦で年間7,000円近く割り引きも
国民年金はだんだんと高くなってきていることもあり、少しでも安くしたいと感じてしまいますね。
実はあまり知られていませんが、国民年金を少し安く出来る制度があるのです。
2004年から登場した制度ですが、あまり広まっていないようです。
年間にすると数千円程度ではありますが、少しでも安くしたいと考えている方は検討してみましょう。
国民年金は2013年度ではひとり当たり1ヶ月１万５０４０円です。
１年分前倒しで支払すると割引き制度が利用出来ます。
前払いの方法には３種類あり、口座振替・現金払い・口座振替早割から選ぶことができます。
１年間分を口座振替で支払うと3,780円の割引
1年間分を現金で支払うと3,200円割引
6か月分を現金で支払うと730円割引
6か月分を口座振替で支払うと1,030円の割引
納付期限よりも1ヶ月早く口座振替することで年間600円お得
最大で3,780円の割引が利用出来ます。
夫婦で国民年金に加入しているなら、年間7,000円以上は割引になる仕組みです。
この制度は年間で計算してみるとかなりお得ですね。
前納の申し込みには期限があるため、詳しくチェックしてみましょう。
国民年金はクレジットカードの支払に対応しています。
支配方法は口座振替・クレジットカード・ネットバンク決算・支払い書による納付が選べます。
クレジットカード出支払ったほうが、ポイントが付くためお得でしょう。
1年間まとめて支払いが出来る方は前納を選択してみて下さい。
その場合は、口座振替の前納がお得です。
国民年金は経済的な事情により支払えない人は、免除制度があります。
所得が少ない方、退職や失業などで収入が減った方は申請することができます。
この免除制度は年金の受給資格期間に算入されますが、年金を受け取る時には支払額がその分は、半額または3分の1まで減らされます。
後日収入が上がったら、免除された期間の分を支払うこともできます。
その他、学生専用の特例制度・配偶者からＤＶを受けている方の特例免除などもあります。
国民年金は未納となれば将来年金を受け取れない可能性がありますが、免除を利用すると料金を支払わなくても、年金がもらえます。
額は多少減りますが、所得が減った方は絶対に申請するようにしてください。
将来年金がもらえないと言う理由から支払っていない方は、若いときに障害を負ってしまうと、障害年金がもらえなくなるのです。
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