灯油節約の代替品にもなるペレットストーブに注目してみよう

今年は灯油の価格が100円くらいになるとも言われていて、年々灯油の価格が気になって来ますね。
そんな方にはペレットストーブを検討してみる事をおススメします。
灯油の価格が100円以上になれば節約効率が高いとも言われており、今後普及するかもしれません。

 

ペレットストーブのメリット・デメリットや使い方のコツなどを集めてみました。


ペレットストーブの始まりとは?

ペレットストーブが登場し始めたのは、70代ころに起こったオイルショックが理由の一つだともいわれています。
主に米国で見られていたようですが、その後寒さが厳しい北欧にも広がり、日本に入ってきたのは最近のことです。
ペレットストーブは主に海外製品が多く、日本ではあまり商品は多くありません。

 

ペレットストーブはFF式の石油ストーブとシステムが似ています。
燃料がペレットか、石油かの違いのみで、送風ファンにて温風を出すシステムは似ています。
薪ストーブよりも手入れが楽で、燃料も固形燃料を使うため簡単だとも言われています。

 

ペレットストーブを設置するためには?

ペレットストーブを設置するためには、煙突またはFF式の穴を入れなければなりません。
薪ストーブは大掛かりな煙突工事が必要となり高額となる事もありますが、FFタイプなら直径150センチ程度の穴を開けるだけで良いのです。
FF式の灯油ストーブも同様の穴が開いていますよね。

 

海外製のペレットストーブは燃料力が高い

日本で設置するためには、海外の燃焼力の高いペレットストーブでは燃費が悪すぎます。
室内の広さがそれほど多くない場合は、日本製のタイプのほうが省エネだったりするのです。

 

最近では東に本題震災により、ペレットストーブが注目し、実際に東日本大震災で被災された方に多くのペレットストーブが届けられました。
株式会社さいかい産業のMT-311 SUMITAは6畳間でも効率よくりようでき、コンパクトなサイズが作られたものです。
東日本大震災の仮設住宅でも省エネで温かいストーブとして採用されました。

 

薪ストーブとの違いとは?

薪ストーブと異なり、スイッチ一つで点火・消化が可能です。
MT-311 SUMITAのような輻射タイプは点火が面倒ではありますが、大体はFF式ストーブのようなつくりで、電気によって点火や消化などをコントロールしています。

 

排気工事も薪ストーブと比べると安価です。
ペレット燃焼は1袋大体10キログラム程度で、2日ほどで使用するのが目安です。
1袋、1,000円以下でホームセンターに行けば買えますし、ペレット燃料を売っているメーカーから直接配達してもらう事もできます。
燃料代は薪ストーブに比べると半分くらいとも言われています。

 

ペレットストーブ本体、ペレット燃料の購入に助成金を受けることが出来る自治体もあります。

 

ペレットが作られる仕組み

ペレットは木質バイオマスを原料に作られています。
木材が加工された後の廃材やカス、端材などを上手く利用しており、捨てている部分を燃料として活用しているのです。

日本の森林を育てる
木が吸収した二酸化炭素を排出して±ゼロ
廃材の有効活用

 

ペレットは猫砂としても利用されていることがありますが、多くの人が石油の変わりに暖房の燃料として利用すれば、エコですし、日本の森を育てる事も出来る良い商品です。

 

著者が調べたペレットストーブ

私は以前からペレットストーブを色々と調べてみたのですが、寒冷地では排気のための穴を上のほうに開けなければならない事や、意外とペレットストーブは大型のものが多く、灯油ストーブに比べると燃費が悪いのです。
MT-311 SUMITAは、意外と小さくコンパクト、ポータブルの灯油ストーブと変わらないくらい、燃料を食わないという感じがしました。

 

温かくても燃料をどんどん使ってしまうのでは、灯油ストーブの変わりにはなりませんし、何よりも補助ストーブとしては適していないように思いました。
海外製品はかなり巨大なものが多く、ホームセンターに見に行くと奥行きがありすぎて、日本の家庭には向いていないと思いました。
是非現物を見てみてください。

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